私の知り合いの青年は、大学時代から公務員を目指していました。

 

大学の卒業までに3回公務員試験に挑戦しましたが、合格できず、やむなく大学院に進学しまた公務員試験の勉強をしました。

 

しかしながらまたしても3回の試験に不合格となり、大学院卒業も難しくなりました。

 

結局公務員になることをあきらめて、父の紹介で小さな会社の営業マンになり一年ほど働きましたが、体を壊してしまい、退職して実家に戻りました。仕事もなくなり体調も悪くなり一年近く自宅で静養したようでした。
いわゆるフリーターとなって、時々派遣の仕事をしてしのいでいましたが、そのままではやがて貯金もなくなった時には、健康保険料も払えなくなることを考えて、仕事を紹介する若者サポートステーションに相談にいったり、ハローワークに仕事を捜しに行ったのですが、思わしい仕事が見つからなかったので、やむなくまた公務員試験の勉強をしたそうです。

 

このときは学生の身分はなくなっていたので、自宅で通信講座の公務員試験対策を受講して勉強したのだそうです。

 

彼は特に面接が苦手で、自分をアピールすることができず、毎回不合格になっていたらしいのです。ですが通学式の公務員試験の学校で面接試験の模試をしてくれるところ見つけて何回か受けてみたところ、コツをつかむことができたらしいです。
次の年の公務員試験を三回受験して、始めから数えると9回目にしてようやく合格することができ、めでたくフリーター生活を一年半で卒業できたのでした。フリーターになった人は他にも知っていますが、そこから抜け出るのは相当大変で、彼のようなケースはむしろ稀のようです。

 

彼の場合はまだ両親が健在で、父親が現役で働いていたので、公務員試験のための通信講座や、模擬試験の費用や試験のために遠方へ受験に行く費用を出してくれたので幸運だったようです。

 

一度フリーターになって収入がなくなると、試験を受けに行くことすらも難しくなってしまうからです。